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こんばんわ!
akieem zawadiです。

朝起きると爆発したときの瑛太みたいな頭になっている事の多い今日この頃、
髪型をどうしていいかわからないでいます(天パーには雨の日が悩ましいです)。
どうしたらいいでしょうか?










ところで本日はちょうど3ヶ月前にお会いした
作家さんの本を紹介したいと思います。

普通、本を選ぶときは大抵本屋さんで話題のものとか、
友人づてに紹介とか、ジャケ買いしたとかが大半だと思うんですが、
今回ご紹介する本は文豪に愛されるカリスマ主婦のrieちゃんの紹介で
書き手の作家さんにまず会うことになりその後本を読む、
という逆パターンで読ませていただきました。


7月2日、新大久保にある中華料理屋さんで数人で会う事になっていたので、
仕事終わりにダッシュで向かうと30人くらい人が来ていて奥の席に
作家の石井光太さんが座っていました。
促されるまま隣に座らせてもらい、少しお話しました。

私が感じた印象としてはどこまでも果てしなく優しい、
夕焼けの海みたいな人でした。
そしてどこまでも、シャイな方だと思いました。

私が新刊の「レンタルチャイルド」を買って読んでいると伝えると
「あんな重い本読まなくてイっすよ!」と照れながらおっしゃっていました。

そんなはずはない、と思いました。他の本も何冊か目を通したのですが、
どの本もこの本の序章だと感じられたからです。



彼の本は辛辣で衝撃的なのに、人に対してどこまでも
優しく見つめていると言う感がします。
私が読んだ「レンタルチャイルド」もドキュメンタリーと
ヒューマンドラマを足して2で割ったという印象が強い。
読んだ方は分かると思いますが、冒頭から衝撃的な始まりでした。
この本は始め「月刊PLAYBOY」「新潮45」に写真入りで掲載されたものに
加筆されたものだそうなんですが(ハードブックでは写真は章の扉に使うのみと
なっていました)写真がない分、光太さんの文章はとても映像的で読み進むうちに
かつて見たインドの情景がどんどん蘇ってきました。



何度かブログの中で触れましたが私は大学の卒業旅行でインドへ一人旅をしていました。
私の場合、その頃大流行していた『ムトゥ、踊るマハラジャ』という映画を見て
「なんだ!この国は!」と興味を持ち、セクシャルで美しい寺院がある事を知り
2週間ほどのスケッチ旅行へでかけたのでした。

(おそらく同時期くらいにインドにいたのでは?)
列車でバラナシに向かう際に駅に止まると窓の格子から無数の老婆の手が
伸びてきて「バクシーシ」と喜捨を乞われたのですが、
確かに赤ん坊を抱いた老婆も中におりそのときは
「孫にしてはずいぶん年が離れているな。」とちょっとヘンに思いました。

また、カフェでお茶をしているときに入り口で片足のない初老の男性が
松葉杖をつき両手でお金を要求するように扇いでいたり、顔が変形するくらい
大きな疣がある女性や少年ケニーみたいに下半身がなくてツルリと
丸くなって手で歩いている青年がいたり

「いくら衛生状況が悪いと言ってもこれほど身体に障害のある人がいるだろうか?」

と疑問に思いましたが、お金をもらう為なら自分で切断する人もいる
と言う話を聞いていたので怖くてあまり踏み込む事ができずにいました。



光太さんの本の内容は、私がインドへ行った時に
抱いたふとした疑問や旅先でまことしやかに流れていた噂の真相を追求し、
内部へ潜り込み危険を顧みず真実を明かしてくれました。

一見すると、本当に悲惨で残忍で衝撃的な内容なのですが反面、
皆生きる事に必死で自分の身を守る為に寄り添って共存する姿が
その中に浮かび上がります。私は血のつながりのない者同士が、
家族以上の愛情を持って互いを必要とし求め合うその美しく
切ない人生の折り重ねに感動しました。

私たちが生きる理由も本来互いを必要とし
求め合う気持ちが大事なのかもしれません。

血がつながっているいないではなく
男性か女性かではなく
身体が健康か不健康かではなく
階層が上である下であるではなく
日本人か外国人かではなく


自分を必要としてくれるから、だからその人を愛しその人と共に生きて行きたい。


そんな気持ちが生きる原動力になるのかもしれません。
人間は本来、寄り添って生きて行きたいと願っているのかもしれませんね。

皆さんもちょっとエグくて衝撃的ですが、ぜひ石井光太ワールドを
のぞいてみてください。人間くさくて温かみのある本来の人のあり方に
触れる事ができますから。





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■STORY
カースト制度が廃止されたとはいえ、まだまだ色濃くその階層の
概念は全く廃れる事はなくその階層によって人生は大きく狂わされ
悲しい運命を辿らなない事がどんなに悲惨か。

レンタルチャイルドとは、カーストの底辺で生きる乞食の女性達が
強姦されたり生きる為に売春したりして産み落とされた子供で、
時には捨てられたりマフィアに攫われたり情に訴える為の”道具”として
売買される真実。

その子供が大きくなると、レンタルチャイルドには使えない。
マフィアたちが子供の身体を傷つけ物乞いをさせるようになり
怯えながらもマフィアと共存しなくては生きて行けない状態に
なり中には命を落とすものもいる。

そして青年になったレンタルチャイルドは今度は自分たちが
マフィアのようになり女乞食を強姦したり、お金を強奪したり
するようになり悪魔のように成り果ててゆく。

しかし、経済成長によりマフィアも乞食達もレンタルチャイルドも
街より追い出されたり商売にならないように組織をつぶされたりと
底辺で成り上がったものの全てが覆れてしまう状況が訪れる。
最後は仲間や瀕死の写真や死体をも情に訴える”道具”として
利用するようになっていく。。。


■石井光太(ノンフィクション作家)

1977年生まれ。
日本大学芸術学部文藝学科卒業。
海外ルポを初めとして、国内外の文化、歴史、
医療についての文章を多数執筆。
また、本や映画などについてのコラムや批評も手掛ける。
執筆以外では、TVドキュメンタリの製作、漫画の原作、
ITコンテンツのプロデュース、その他ラジオや写真なども手掛けている

■主な作品

『物乞う仏陀』(文藝春秋)
『神の棄てた裸体−イスラームの夜を歩く』(新潮社)
『絶対貧困−世界最貧民の目線』(光文社)
『日本人だけが知らない 日本のうわさ−笑える あきれる 腹がたつ』(光文社)
その他、共著に『ベストエッセー2007 老いたるいたち』(光村図書)などがある。
ペンネームでの著書は多数。


■石井光太 HP
http://www.kotaism.com/

■石井光太 BLOG
http://kotaism.livedoor.biz/


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追伸1

新大久保の飲み会では、途中でたまたま持ってきたイラストを
編集者の皆様に見ていただく売り込み活動のようになってしまい、
光太さんとはあまり話せなく
「せっかく石井さんの飲み会なのにすみません!」
と詫びたところ、
「いいよいいよ、せっかくの機会だから。」
と言ってくださりました。

優しい方でした。

また、私が光太さんの成功にあやかりたくてお開きになった
かなり中途半端なタイミングに握手を求めたところ
「え?今頃?」
と若干困惑気味にも快く握手してくださいました。

すごく繊細な手をしていました。

多分、まわりには「THE 豪傑」という印象を与えていると思うんですが
きっと中身はかなりセンシティブな方だと思います。

叶うなら、一緒に一度お仕事をしてみたいと思いました。

なんとなく自分と似ている何かがある、と思ったからです。
筆は違えど、人の心に訴えかける何かを描けるのではないか?
そしたら、センセーショナルで面白いものができそうだ、と思いました。
いつの日になるかは分かりませんがまた、再会を果たしたいです。

追伸2

今月末に石井光太さんのイベントがあるそうです!
私は残念ながら仕事が入っており、伺えず。。。
仕事をかわってもらえたら、行けるのになぁ。
ぜひ、お会いしたかったです。
ご興味ある方!ぜひ行ってみて下さいね!






Big kiss & Dream
akieemzawadi



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Profile

HN:
Akieem Zawadi
性別:
非公開
職業:
ARTIST
趣味:
散歩 ・小説書・ 涙を流すこと
自己紹介:

海外のファンが多く、色彩感覚と切り取る目線がその人気の鍵。

日々の考えや恋愛、食べ物、読み物、音楽、アートとあらゆることに関してエッセー調に書き綴っている。

夢は、世界中の夕日と朝日を愛する+1と見に行くこと。世界中のあらゆる食べ物を食べ歩くこと。

 

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