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私を育てた絵本達

こんにちは!
akieem zawadiです。

今日は新月だそうです。
11月25日は射手座の新月で部分日食なんですって。
今後1~2ヶ月は、物事のわだかまりが解けていく時期らしいですよ。

さて、今日は私が子供の頃に読んでいた絵本を紹介したいと思います。
私が気に入っていた本は、なんていうか視点がちょっと変わっているかもしれません。
子供心に「そーきたかー」という風に、分かっているのに
繰り返しその瞬間の「驚き」を味わっていたような気がします。



それでは1冊目。

『おとうさん おはなしして』

(アーノルド・ローレル 著 /三木卓 訳 / 文化出版局 ミセスこどもの本)




この絵本は1話完結のオムニバス形式なんですが
話のひとつひとつに工夫が凝らしてある感じがして好きでした。

なんというか、「普通こうだよね」という意識を
かなり覆される内容なんですね。
でも、結果happyオーライみたいな感じで子供心をがっちりとつかんで終わります。

例えば、願い事の井戸にコインを何度投げてもと「いたいよ」と
返事ばかりが返ってきてしまうので女の子は困り果ててしまう。
ある時、枕を投げ入れる事を思いついた女の子は投げ入れる。
すると、「いい感じ」と返答があって、全て願い事が叶う。

お金じゃないんだねー、相手にとって欲しいものをあげなきゃいけないんだ!

子供心に教訓を得る訳です。
つまり、この本は常識の裏に隠れている教訓をしっかりと
子供に伝える良書なのです。

他にも子供嫌いのおじいちゃんが子供たちに助けられる話とか
お風呂の水が町中に溢れるお話だとか面白い話がいくつもあるのですが
中でも私が一番好きなのが「だいりょこう」という話。

遠く離れたお母さんのもとへ、いろんな手段を使って大旅行をする話で
車→ローラースケート→長靴→スニーカー→裸足→義足(!!)
という順で話が展開します。

『ひとりの ひとがいて うっていた。
あしをね(強調)。
それで いままでの あしを はずして
あたらしいのを つけたんだよ。』

というくだりを穴があくか?
という程繰り返し読見返し子供心に

「どんだけ遠いんだ?」
という気持ちと
「足?脚?え、足って取り替えられるの?ネズミだから?
しかも、かなり簡単に装着してるよ....」

と不思議な気分になった覚えがあります。
若干色あせながらもこの本は手元にあって読み返しているのですが
今もこの驚きは色あせる事はないのだなーなんて感じ入ってしまいました。



それでは、2冊目。

『ボクはイスです』

(長新太 作/童心社)




これは大・大・大お気に入りでしたね。

まず、ネーミングがシンプルでいい!
そして、色使いもポップで好きでした。
黄色・青・赤・緑、この4色しか使っていない。

しかし、何が一番好きかというともちろん、ストーリーであります!!!

主人公が椅子で、色んなものに腰掛けてみるという
こちらも逆説的発想絵本なのです。
だいたい冒頭からしてこんな感じで始まります。

『ちょっと、つくえに こしかけてみようかな。
 たまには、はんたいも おもしろいと おもうんだ。』

「えーーーーーーー?」
子供ゴコロに負けた...と思いました。

そしてイスくんは次々に色んなものに座って行きます。
木→石→川→魚→山。
山が実はこの絵本の山場になります。
イスくんが山に座るやいなや山が噴火を始めます。
そして、ドロドロの溶岩流が人の形になって追っかけてきます。

子供心に
「早く逃げて~はやく!はやく!!」
そう、叫んでしまいます。
ドリフで「志村後ろ!」と叫ぶようなものです..
おっと、ジェネレーションギャップ的発言、失礼いたしました。

このドロドロ人間が怖いのなんのって、イスくんが穴に逃げ込んで
その上にドロドロ人間の足が乗っかってキョロキョロ探している所とかね
4つ足で足が絡まりそうに必死に逃げるイス君の姿とかね
毎回胸が高鳴りました。

そして、イスくんは海に逃げると溶岩のドロドロ人間は固まって命が助かる。
命からがら帰宅したイスくん。

『おやすみなさい』

と座った先はご主人の頭の上。
最後の一言にキューーーーンとやられます。
「そうだよね、いつも座らせてもらってありがとうね。」
そう思ってしまうのです。

椅子の気持ちなんて考えた事ありますか?
大人になると、この椅子が家族や恋人、部下なんかに置き換えられたりとかね
もっと意味深いものになるのではないかとかと思うんですが、もうこの絵本は
絶版になっているところが残念でなりません。
実家にあるからまた読みたいなー。



さてさて、最後3冊目。

『ふしぎなおきゃく』

( 肥田 美代子 著 / 岡本 颯子 絵 / ひさかたチャイルド /チャイルド本社)




どうですか?
子供用絵本なのにこのミステリアスぶりは。
まず表紙だけで、子供心をがっちりつかんでいるではありませんか!

え?そうでもない?
もしかしたらこの本も私だけの特選絵本なのかもしれませんね。
決してビックアーティストものじゃない所がミソかな。

(母によるとこの本を大好きだったのは保育園で私だけだった模様。
 何度も何度も繰り返し読んでいたのを目撃されており、母の中ではこの本が
 私が好きなBest of 絵本に輝いているようです。)

で、この本もご多分に漏れず常識覆し本なのであります。
ストーリーはこんな感じ。

来来軒は美味しいラーメン店で有名なお店。
毎度満席でスープまで空になるのが当たり前。
しかし、そこに不思議なお客が現れる。
1~2口食べては大半を残し立ち去るお客。
店主は味が落ちたのかと試行錯誤するが問題ない様子。

頭に来た店主はこのお客の跡を追跡することに。
日もトップリ暮れた山奥でお腹も空き始めた店主に
いい匂いと灯火が見えてくる。

なんと!
そこではウサギがラーメン店を営んでいたのです!!!

ジャーン!

またもや覆された。
ウサギですよ、ウサギ。
しかも器用にラーメンをつくります、そして美味しい。

店主に明かされた真実は何とも心温まるお話。
来来軒の味をどうしても出したくて、味が分かりかけた途端に
帰ってきては再現を繰り返した...という話。
しんみり、最後はいい気分になります。

私的にはお箸が木の枝になっていてものすごくそれに憧れていました。
やっぱりうさぎが作った森のラーメン屋なんだわ~って。
これ読むと無償にラーメンが食べたくなるんですよね!
(あー食いしん坊はこの頃から既に始まっていたのねーーーーー)

ちなみに、こちらの本は一旦絶版になった後復刻したらしいです。
一風変わった絵本を誰かにプレゼントしたくなったら
ぜひとも手にとっていただきたいものですね。

という訳でご紹介した3冊の絵本達は皆さんの
読んできた絵本の中にもありましたか?
私がいつも常識的なものに刃向かう精神は
この絵本たちによるところが大きいのかもしれませんね^^

(すべて絵本のせいではないですけれど...)

今日はこんな感じです。
来月から学校なので書く分量が減るかもしれませんが
なんだか物語的なものを期待されているようなのでなるべく
書いていこうと思います。

では、また!!!



追伸

最近アクセスログを見れるようになって、色んな地方や国の方が
来場下さっている事がわかるようになりました。

コメント読まれるのは恥ずかしい...ということなら
アドレスを記載しておきますので、もし
ご感想あるようならご連絡お待ちしております。

どんな物が面白く、期待しているのか...
その辺書いている方はあまりわかってないので頂けると嬉しいです。

ほぼ毎日いらしている方、本当に感謝です!
ありがとうございます^^

akieemzawadi44@gmail.com







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なつかしい!

  • posted at:2014-02-22 02:10
  • written by:やぶ
はじめまして。コインの前に枕を投げ入れるお話をふと思い出し、なんて絵本で読んだんだっけと探していて、こちらのブログにたどり着きました。

アーノルド・ローレルの「おとうさんおはなしして」!
私も何度も何度も読んでいました!
思い出せてスッキリですありがとうございます。と同時に絵本の記憶が一気に蘇ってきて、本当に懐かしい気持ちになり、嬉しいです。
大好きだった絵本の記憶や感動って、幾つになってもあの頃のまま、色あせないし、今あの頃以上に絵本たちの事を愛おしく感じますね!笑

自分は昔から絵を描くのが好きで、今も描いていますが、それは昔たっっくさん読んだ絵本や本の挿絵に影響された所があるのだと思ってます。幼い頃に吸収した何かがが今も自分の中に生き続けてると思うとしみじみします。

昔の絵本を引っ張り出してきてまた読み返したくなりました!!

Profile

HN:
Akieem Zawadi
性別:
非公開
職業:
ARTIST
趣味:
散歩 ・小説書・ 涙を流すこと
自己紹介:

海外のファンが多く、色彩感覚と切り取る目線がその人気の鍵。

日々の考えや恋愛、食べ物、読み物、音楽、アートとあらゆることに関してエッセー調に書き綴っている。

夢は、世界中の夕日と朝日を愛する+1と見に行くこと。世界中のあらゆる食べ物を食べ歩くこと。

 

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