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太陽に近づく高尾山の旅

こんばんわ!
Akieem Zawadiです。

ムシムシした日が続きますね....
皆様いかがお過ごしでしたか?

さて、私事ですが、先月初旬に父が脳梗塞で倒れ
その連絡を受けた私は先月5日間ほど帰省しておりました。
運良く体は問題なく動き言語と記憶中枢に若干後遺症が
残る程度であったので会話を楽しむ事もできお蔭様で
コミュニケーションを取る事ができました。

その後Livepaintを無事終わらせる事ができ、
バタバタした気持ちを整理して自然に触れる為、
また、霊験灼たかなものへの祈りを捧げる意味で
数年ぶりに「高尾山」への登ってきました。

 * * * *

いつもは「山初めて」的な誰かと一緒なので
今回は一人で登ってみる。

京王線で新宿から1時間もしないうちに到着した。
今回はケーブルではなくリフトに乗りたい希望だったので
ケーブルorリフトハンチケ付チケットを買い電車に飛び乗る。



高尾山口に到着。週末で晴れという事もあり
駅は既にすごい人でごった返していた。
良く分からないので目の前にある1号路からいざ、出発!



けっこうキツイ坂が続く、スイッチ式のようなギザギザした坂道を
汗だくになりながら休み休み登っていくと
途中外国人の姿もチラホラ見かけられる。
さすがミシュランで3ツ星が出た山だけはあるな~と思いながら
大木に触れたり、ガードレールに腰掛け汗を拭ったりして仰ぎ見ると
木々の間から太陽光線がチラチラと風に揺れて目に飛び込む。

まだまだかな....と思ったら以外にあっけなく山頂口についてちょっと拍子抜け。

甘いものが欲しくなったので、スィートポテトを買って
冷たいほうじ茶と一緒に喉に流し込む。
一気に疲れが取れて茶屋の脇からは
八王子の町が薄っすらと白く
眼下に望む事ができた。

そこから、また山頂を目指して歩く。
男坂を登りふと右を見ると小さな階段があるのに気付き、登ると
白いお堂があり、まるで海外の寺院にいったような不思議な感覚となる。

写真があったのに、消えてしまってお見せできないのが残念なくらい美しく、
品のある弁天様が半胡坐をかいて鎮座されていた。
その手のなんと優しいこと、美しい事といったら.....
思わず手を握り、

「どうか、父が早く回復しますように....
 母の目の手術がうまくいきますように....
 此処に眠る方々が成仏できますように....」

とお願いしてしまった。
そこはシベリア抑留で亡くなられた方々の眠る場所なのだった。
小鳥の囀りと木漏れ日の中、私の息遣いだけが
静かにその場所に漂っていた。
それ以外に人の声さえ聞こえない時間が止まったような場所だった。

茶屋へ降り本当は2号路のつり橋へ行く予定が....どこかで間違って
薬王院へ着いてしまった。「高尾山」といったらやっぱり天狗様。





しっかりと拝む。
すると、バサバサバサ....大きく揺れる木々を咄嗟に仰ぎ見る。



「天狗様....?」
姿は見えなかったが見守ってくれているような感じがした。

薬王院へ着くと、父の事やモロモロな事もあって
念入りにお参りして御札なんかも買いさらに進む。
お気に入りの木の道が続く。
木漏れ日が這うようにうつり、歩く度に
バクンバクンという木特有の音が心地いい。



いよいよ山頂へ着く。
おのおの蕎麦や手持ちの弁当やオニギリ、
学生達は一升瓶片手に高らかに笑い声を上げていた。
ベビーカーをひいた若い夫婦なども見かけられる。
とても太陽が近く感じられてできるだけ、手をグンと伸ばして
山頂からの太陽を写してみる。



いつもと変わらないはずなのに「良くがんばったね。」
と微笑みかけてくれているような気がして私は太陽に向かって
同じく微笑み返していた。

くるりと踵を返して、茶屋へ向かう。
暑くて仕方なかった私はソフトクリームが食べたくなったのだ。
茶屋で抹茶ソフトを買うとベンチに跨り、舐め始めた。
猿のように真っ赤な顔をした青年が騒ぎ立てながら下山してゆく。
しばらくすると、40代くらいの女性が
「こちらいいですか?」
と優しそうな笑顔を向けながら、同じく抹茶ソフトを手に声をかけてきた。
「どうぞ。」
とこちらも笑顔で返す。しばらく各々黙々とアイスを食べていたが
お互いにフィーリングが合い、彼女から
「こちらへはよく来られるの?」
と尋ねられる。

私は今回が3度目で初めてケーブルを使わないで1号路を登って来た事を
笑いながら話すと
「まぁ、1号路なら一番キツイところですよ。」
と答えが返ってくる。
彼女の話によると、1号路は舗装されている代わりに山道がキツイらしく
3号路、6号路、特に6号路は山道が穏やかに続き小鳥の囀りが響き渡り
沢山の野鳥や草花を楽しむ事ができる為オススメであるらしかった。

さらに、彼女は地図を取り出し、陣馬山へ7時間かけて登った事を教えてくれた。
かなり登りに来ている様子で、「高尾山」だけでも
数十種類の登り方があると説明された。
毎回登る場所を変えてもいいな....と思いながら指まで溶けたアイスを
食べ笑顔でリフトで下山する旨を伝え、別れを告げた。

1億円かけた山小屋のようなトイレへ入ると強いヒノキの香りが
そこがトイレであるということを忘れさせてくれた。
そして、リフトに到着。

ふわっと飛び乗る感じで座ると眼下にまた八王子の町が山と山の間に見えた。
それは緑の氷山の中に流れる氷河のようにも見えた。
ベルトなどがないため、少しだけ恐怖を感じるが風が心地よく
帰りをリフトにして正解だと思った。

あっという間の空中散歩が終わり、楽しみにしていた蕎麦をいただく事にした。
目指すはずっと入ろうと思っていた「高橋屋」へ入った。
長蛇の列だが回転が速く、カウンター席へ案内された。

少々狭かったが、暗い店内より、粋な赤い和傘と山並みが見えるいい席だった。



私は半とろろそばとミニ鴨南丼を頼む。
そして前回の友人との登山で味をしめたゴールデンコンビの日本酒を頂く。



蕎麦が少し足りなかったが、美味しくいただた。
日本酒の「高尾山」がこんなに飲みやすくて美味しい酒とは知らなかった。
私は前回の登山をするまで日本酒の旨さがまったく分からなかったが
合わせ方によってこんなにもお酒を楽しむ事ができると知ってからは
積極的に日本酒も飲むようになった。

しかも、下山するや否や倒れた後の父が初めて送ってくれたメールが
目に飛び込み、心臓にキュンと絞られるような痛みが走った。
それは本当に懸命で愛情に満ち、たんたんと、日常を
必死で綴っているものだったが、今まで男性からもらったメールの中で
こんなに胸を打ったものがあっただろうか....?
といえるほどの切ないメールだった。

そんな訳で余計に酔いが回ってしまった私は千鳥足で川沿いを歩いていた。
ザーという川特有の音が聞こえたので、1Mほどある石壁を降り写真を撮って
美味しい空気を楽しんでいると





少年がなにやら始め出した。



「何やってるの?おねーちゃんも交ぜて?」

というと、手を離してどこかへ行ってしまった。
また、川の美しい写真を撮り始める。
そよぐ風と日差しを浴びたグリーン、サー、トポントポンという音に
しばし耳を傾けていると時間を忘れる事ができた。



しばらくして、少年が戻ってきたので見ているとあっという間に
さっきまで遊んでいたプラスチックの桶を川に放つと
何かごにょごにょ呟きながら、パァーッと逃げていった。



どんぶらこと流れる桶を見つめ



そして、何もなくなった川沿いと風のように立ち去った少年を後に
帰宅の電車に乗った。





帰りの電車の中は西日が射し心地いい温度でくったりと眠りに着いた。



 * * * *


そして、今日、母の手術がうまくいって失明寸前の目が回復されそうだという
電話をもらい安堵の胸をなで下ろしたのでした.....。

良かった=====!

では、また今度は「鎌倉の旅」の話を書きますね~☆









La leo litende leo
akieem zawadi
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Gee whiz, and I thho

  • posted at:2014-03-19 14:33
  • written by:Happy
Gee whiz, and I thhougt this would be hard to find out.

Profile

HN:
Akieem Zawadi
性別:
非公開
職業:
ARTIST
趣味:
散歩 ・小説書・ 涙を流すこと
自己紹介:

海外のファンが多く、色彩感覚と切り取る目線がその人気の鍵。

日々の考えや恋愛、食べ物、読み物、音楽、アートとあらゆることに関してエッセー調に書き綴っている。

夢は、世界中の夕日と朝日を愛する+1と見に行くこと。世界中のあらゆる食べ物を食べ歩くこと。

 

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